助成金を使って少しでも安く伐採しよう

昨年の台風で隣の山の木が見事に折れたのを見て、敷地にある大木を切ることにしました。
あまりにも高額だったので市の助成金10万円が出ましたので、
どうなったかと合わせて助成金の申請方法もまとめたいと思います。

台風の時の記事はこちら。

台風で倒れたエノキの大木
台風で倒れたエノキの大木
令和元年台風19号は本当に最悪でしたが特に被害はなく済みました。 せいぜい、せっかく当選した観艦式が中止になったとか、鹿児島旅行いくはずが飛行機欠便で往路の飛行機代が無駄になったとか、そういうレベルです・・・。 それはそうと空い...

助成金とは

災害を未然に防ぐためにかかる費用を、市町村が一部負担してくれる制度です。
(全額負担してほしいんだけどね!)

私が住んでいる横須賀市では、支障木の伐採の他にも擁壁工事など、制度がいくつかあるようです。

既成宅地立木伐採工事への助成|横須賀市
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/5670/g_info/20140909.html

神奈川県は他の市でもだいたい同じような制度があるようなので、きっとどこの都道府県にでもあるのでしょう。
ご自身が住んでいる市町村のホームページで探してみたり、役場の土木課あたりにきいてみるとよいです。

助成金が出る条件

無条件に出ればいいのですが、税金を使う以上そうはいかないのが現実です😥
横須賀市だと、こう書いてありました。

以下のすべての条件を満たす場合に、補助の対象となります。

  • 高さ2m以上、がけの勾配が30度以上のがけに生えていること
  • 立木の高さが5m以上で、地上から約1.2mの高さの幹の直径が20cm以上であること
  • 立木が倒れると、住居に土砂災害をおよぼす恐れがある立木であること
  • 枝払いではなく、地上高さ約2.0m下のところで立木伐採をすること
  • 個人で立木伐採工事を申請すること
  • 納期限の到来した市税を滞納していないこと

ちなみに横須賀市は上限10万円です。

はたして今回切りたい木は助成金が出るのでしょうか?
切りたい木は、高さ20m程のエノキ(写真の赤いテープを結んである木2本)と、
隠れてますが斜面の下にもう1本ある10m程のアカメガシワの合計3本です。
アカメガシワは伸びすぎて隣家の壁に当たっています😅

崖の勾配は測っていませんがどう見ても40度以上ありますし、下に隣家もあります。
これなら助成金が出そうですね。

助成金の申請手順

助成金の申請は結構面倒ですが、役場の人に聞けば丁寧に教えてくれますし、手順書ももらえます。
以下は横須賀市の場合の話ですが、他もだいたい同じだと思います。

1.市役所に電話やメールで助成金が必要な旨を連絡する。

私はホームページから連絡したら後日電話で連絡が来て、その後は電話でのやりとりになりました。
どうも市役所はアナログなので電話のほうが早いかもしれません。

2.現地立ち合いで助成金が出るか下見に来てもらう。

車が入れなくて面倒な場所ですが、3人で下見に来てくれました。
下見の後、申請方法や注意事項を説明してくれます。
補助金が出そうかどうかもその場で教えてくれますが、出そうかどうかなので、出るとは言い切れないようです。

3.横須賀市内にある、市が指定している事業者から見積をとる。

なんと横須賀市内限定!(そりゃそうかw)
すでに横浜の業者に見積をとっていたのでキャンセルしました・・・。

下見に来てもらったときに事業者リストをもらいました。
80社ほどありますので、どこが実績多いかと、おすすめもきいてみましょう。

見積は3~5社ほどとったほうがよいです。
造園業者はどこも結構テキトーですが、市が指定してる業者なので法外なところはないはずです。
電話1本で大丈夫ですし、見積だけで終わるのも慣れてるでしょうからあまり気にせず見積をとりましょう。

さて、ここで、気になる見積はこちら!
なんと総額97万円!100万円近いです🤣

値段だけ見ると高いですが、見積も細かいほうですし、納得いく値段です。

先にも書きましたが車や重機が入れないので、木に登って切るしかなく、
下には家があり木を倒せず吊るし切りにするしかないんですね。
万が一、事故が起きたときの保険費用も入っています。

なおケヤキ、エノキ、ミズキと書いてありますが、樹種は気にしないでおきましょう。
葉が落ちているときに見てもらったので樹種を判別しづらかったのだと思います。

4.申請書と木の写真を提出し、決定通知書をもらう

申請書と、番号札を貼った木とスケールを写した写真を提出しますが、全部業者がやってくれました。

稟議が通ると決定通知書が郵送されてきます。
無事、10万円出ることになりました。

5.着工

業者がチェンソーとロープを担いで切に来てくれます。
夜遅くに明日行きますと連絡があり、突然来ました。
天候に左右されるのでスケジュール調整が大変なのでしょう。

3人で丸3日で終わりました。プロの仕事は早いです。
余談ですが、どの造園業者も庭で立しょんをしますが、見なかったことにしておきましょう。
どうやら立しょんする場所をポイントと言うらしいです😅

6.実績報告書、助成金請求書を提出する

切った証拠写真と、助成金請求書を提出しますが、これも業者がやってくれました。
これで台風が来ても安心です😄

7.工事費支払い

支払い方法は2パターンあります。

  1. 業者に全額払って、自分宛に助成金を振り込んでもらう
  2. 助成金を引いた額を業者に払って、助成金は業者に振り込んでもらう

余計な手間がかからないので、私は2の方法にしました。
さらば97万円💴💴💴

伐採費用の相場

5社ほど見積をとりましたが、どこも100万円前後でした。
横浜の業者2社は剪定(枝下ろし)だけで100万円超えました😱
都道府県や市町村によって相場は違うと思いますので必ず見積は何社かとりましょう。

10m程度までの木であれば1mあたりの値段x高さで費用が決まることが多いですが大木となると別計算です。

それに加えて以下3つがあると費用が高くなります。

  1. 近くに家や電線がある⇒倒せない
  2. 重機が入れない⇒登って切るしかない
  3. 車が入れない⇒切った枝や幹を搬出するのが大変

今回は1と2はどうしようもないですが、3については残置することで費用を抑えられます。
そうすると1本20~30万+諸経費になります。

なお残置すると超邪魔ですw(かなり綺麗にまとめてくれてはいますが)
おまけに幹の丸太は1本200kg近くあり重くて素手では持ち上がりません😣

その後

土地もすっきりしましたが、何よりも気持ちがすっきりしたのが大きいです。
台風19号のときはどうしたものかと眠れませんでしたからね😴

切株は直径60cm程あり、年輪を数えると樹齢60年ほどありそうです。
戦後の横須賀を見守ってきたのかと思うと感慨深いですが、このような大木は大量にあるので深くは気にしないでおきましょう。

エノキなので春にひこばえが出ると思いますが、腐りやすい木なので数年で切り株のほとんどが腐るでしょう。

上のほうの太い枝が一部枯れていたようで、アラゲキクラゲがたくさん生えていました。
きくらげ大好きなのでうれしいですねw

半分はさっそく食べて、残りは寒空の下で3日で乾燥させました。

切った木は腐る前にきのこの榾木とか薪にでもすることにしましょう。

太い幹からは1枚板でもとろうかと思いましたがハードルが高そうなのとエノキじゃ質がよくないのでやめました。

以上、伐採の際の助成金申請について、参考になれば幸いです。

それでは続きはまた後日。