支障木を切ってもらったら景観が超よくなった

家の私道にエノキの大木が生えていました。

電線の上に枝がありあまりよくないのと、景観がすこぶる悪いので、木には申し訳ないのですが思い切って切ってもらうことにしました。

急な法面に生えているので台風で倒れると法面が崩れるのは確実ですし、やはり切ったほうが安心です。

エノキは台風で倒れることは少ないようですが、それは平地で健康な木の話です。
法面なら倒壊のリスクはありますし、幹の内部に雨が侵入して腐ったりしていると途中で折れます。

切ってもらって気持ちも見た目もだいぶすっきりしました。
写真だと分かりにくいですが、米軍基地やアクアブリッジ、木更津が見えます。

遠目で見ると自分でも切れそうに思えてくるのですが、不思議なもので根元まで寄ると急に自信がなくなります。

胸高直径70cm以上あるので、樹齢的には80年くらいではないかと思います。
戦前から激動の昭和とIT革命の平成を見守ってきたのかもしれません。

「IT革命の平成」は今考えましたw

重機は入れない場所なので、木に登って少しずつ吊り切りしていました。
登るのも地上で枝を誘導するのも熟練の技のようです。

何度か頼んでいる業者さんなので安心です。

法面なので根元まで切ると引き上げに時間がかかるようです。

切りきれず残った部分はこのまま生やしておくことにしました。

萌芽するのか、このまま朽ちてタマムシの住処になるのか見守りたいと思います。