どうもアップル製品のAPならSSIDに2バイト文字(マルチバイト文字、全角文字)が指定できるらしい。
しかし、うちではコレガ(corega)の無線LAN AP:CG-WLBARGNHを使っているため当然のように通常の方法では指定できない。
「全角は指定できません」 と言われてしまう。
仕方ないので無理矢理設定してみることにした。
どうせjavascriptでチェックして弾いているだけなので、設定するのは簡単だ。
コレガの製品に限った話ではないが、どれもjavascriptでチェックしているため、常にチェックが通るようにチェック関数を上書きしてしまえばよいのだ。
そのために、設定ページが読み込んでいるjsファイルなどをIEの「名前を付けて保存」→「WEBページ,完全」で保存し、その後にメッセージの「全角は指定できません」が どのjsファイルに書かれているかをメモ帳で検索して チェック関数を特定する。これくらいは簡単なお仕事だ。
さて、コレガのものは utility.js にある、
isSpecialChar(str)
でチェックをしているようだ。
※機種によって違う可能性があるため、ご自身で確認してください。
これを上書きしてやればよいのだが、フレームを使っている設定ページなので少々厄介だったりする。
まずはマルチAPのほうのSSIDの書き換え方を説明する。
1.とりあえず普通にWEPキーを設定する。設定する場合は、最初にすること。
2.ログインしたまま「http://corega.home/cgi-bin/wlan_cfg_mssid.html」にアクセス
※機種によって異なる場合があるため、マルチAP設定ページのメインフレーム内で右クリック→プロパティからメインフレームのアドレスを参照のこと。
3.フレームなしのマルチAP設定ページが開いたら、アドレスバーに「javascript:function isSpecialChar(str){return;}」を入力してEnter
4.SSIDに2バイト文字などを指定
5.キーは undefinedとなっているが、このままではNGな場合もあるため適宜書き換える。(どうせ保存はされない。)
これで再度 フレームありの設定ページからSSIDを確認して、変わっていれば成功。
次はマルチではないほう=通常の無線LANのSSIDの書き換え方だ。
1.設定画面にログインしたまま
「http://corega.home/cgi-bin/wireless_setting.html」にアクセス
※機種によって異なる場合があるため、無線LAN設定ページのメインフレーム内で右クリック→プロパティからメインフレームのアドレスを参照のこと。
2.フレームなしの無線LAN設定ページが開いたら、アドレスバーに「javascript:function isSpecialChar(str){return;}」を入力してEnter
3.ここでの設定はすべて上書きされるため、手を抜かず設定すること。通常は初期値でOKだ。
これで再度 フレームありの設定ページからSSIDを確認して、変わっていれば成功。
他のメーカーのAPもこんな感じで意外と簡単だったりするだろう。
こんな下らないことやってどうすんだっていうね。