SSDのアライメントを変更

システムドライブに設定しているCSSD-S6M128NMQ ( C300, 128GB ) のアライメントを変更してみた。

どうもアライメント(パーティション開始オフセット)を4096バイトの倍数に設定すると、ファイル書き込み時に無駄な処理をしなくてすむようになるため 特に4KバイトランダムWriteの速度が激的に改善されるらしい。1セクタが512バイトで、8セクタ(=4096バイト)を1ページとして読み込んでいるからだ。これがズレている=4096バイトの倍数ではないと無駄な書き込み処理が発生することになる。

XPをインストールする際にパーティションを作ると、開始オフセット:32256バイトで作られる。4096バイトの倍数ではない。中途半端な値だし、なぜこうしたのかは分かりかねる。

で、とりあえず こちらのブログ様の記事を参考にGparted(Linuxのディストリビューション)を起動。

CD/DVDからLinuxが起動すると、自動でパーティション設定ソフトも起動するので、それの右上から設定対象ドライブを指定。

パーティションの上で右クリをして「リサイズ/移動」を選択して開いたウィンドウにある「前方の空き容量」の欄に 1 を入力。

他はいじらずに「リサイズ/移動」ボタンを押して閉じる。

ウィンドウ上方中央部にある「Apply」をクリックすると、くどくど警告されるが、OKを選択すると設定の適用が始まる。

英語でも書いてあるように結構時間がかかるので、気長に待ちます。

終了後にOSを起動しようとするとcheckdiskが始まり、無事にOSが起動したと思ったら 新しいデバイスのインストールが完了したためどうこうと再起動を要求されました。

その後問題ないので、一応 開始オフセットを確認してみると2MBになっていました。

1MBに設定したはずなんだけどなー・・・4096で割れるし、まあいいか。

OSの起動もなんか速かった気がしたし、大丈夫だろう。

さて、問題のベンチマークですが、これが衝撃の事実

■変更前。HDDから改装後はこれでも速いと思ったんだぜ

■変更後。いやいや、おかしいだろ、なにがあったんだよ^p^;

ということで、結構簡単にアライメントの変更ができました。

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