FOSTEX AP05 コンデンサ交換

このページにいらっしゃるみなさまはご存知かと思いますが、
最近はほとんどの製品が融点の高い鉛フリー半田を使用しています。
もちろんこの製品も当然鉛フリー半田を使用しています。

コンデンサ交換の際はチップ部品に熱負荷がかからないように
60W程度の半田ごてですばやく半田を溶かして部品の取り外しをしましょう。


数年前に買ったPC用スピーカーの内蔵アンプが壊れたので買い換えました。
バッファローの安物だし仕方ないね・・・。

スピーカーはONKYOのD-308Mがあったので、それを使うことに。
買ってからかれこれ7年くらい経ちますが、いいスピーカーです。

パワーアンプはFOSTEXのAP05にしました。
日本メーカーだし価格も手ごろだったのでこれにしました。
中華デジタルアンプは安くてよさそうですがこわくて買えませんよね。

でまあ、届いたらまずは動作確認です。
スピーカーは4Ωなので、念のためケーブルにタクマンの4.7Ω抵抗を挟んでいます。
S/N比80ですが聞こえるほどのノイズは出ていないようでいい感じです。
音質としては篭った音や歪んだ音が出るわけでもないので普通でしょうか?

一通り動作確認をしたら早速開封です。

パワーアンプICはTDA7266Dで、ここからダイレクトにスピーカーに出力しています。
これとは別にボルテージフォロアと思われる2回路入りOPアンプが2個ついてます。
なお写真左側のほうは15分タイマーの回路のもよう。
(回路のことはあまり知らないのでした)
2014112405.JPG

電解コンデンサは中華メーカーYUSCONオンパレードだったので交換しました。
コンデンサは秋葉原まで行って千石電商で買ってきましたよっと。
入力カップリングコンデンサはニチコンMUSE-ES
電源用平滑コンデンサは日ケミPSG
他はよくわからないのでMUSE-KZとES入れておきました。
2014112406.JPG

さて交換した結果は・・・当然ながら音がよくなった感じはしません^p^
なにせ、裏面にはチップ抵抗とチップコンデンサが山ほどついているわけですからね。
そもそもコンデンサ交換で音がよくなるなら最初からいいコンデンサ使っているはず。
まあ遊びですよ、遊び。