ニホンミツバチを駆除捕獲してきた

とりあえずニホンミツバチを飼いたくて、市の保健所に「ミツバチの駆除依頼が来たら無料でやるから回してほしい」・・・なんて依頼をして通るとは思っていませんでした。

分蜂期は音沙汰なして、まあそんなもんかと思っていましたが、9月に入ってから入電。
どうやら8月に入ってから木の形が変わっていると思ったらミツバチの巣だったということ。
ひとまず状況をきいて、まずは下見をして、ついでにできれば捕獲することにしました。

どうやら家のすぐ横にある柿の木の枝に集合した後、営巣場所が見つからずそのまま造巣してしまった様子です。
このままでは台風で巣落ちして大暴れした後に消滅するのは目に見えています。

高さ3mほどで、持ってきたミニ脚立でギリギリ届いたので捕獲結構しました。

掃除機を使った駆除捕獲なら10年以上前・・・そうですね、高校生くらいのときに何度かあります。
掃除機を使ったものは1回、掃除機を使わないで収容は2回。思い出しつつ進めます。

巣板を1枚ずつ切りながら蜂を集塵機でそっと吸っていきます。
このマキタの集塵機、バッテリー式でもってこいなのと、ブロアにもなるので採蜜のときにも便利です。

これが切り取った巣板です。
貯蜜ゼロ、育児は控えめす。

重ねた後、上のほうを串刺しにします。

巣箱に乗せた後、巣板の間隔を調整します。

蜂の入った洗濯ネットを開けて蓋を閉めて、1日落ち着かせます。

さて久々の駆除捕獲、超特急で準備したので仕方なかったとはいえ失敗気味で反省点がたくさんあります。

竹ひごが細すぎて、左から2番目の巣板が落ちました。
もっとよい固定方法を考える必要があります。

蜂を持ち帰るときに、換気が悪く500匹ほど働き蜂が死にました。
熱がこもらないように、安全に持ち帰れる方法を考えたいと思います。

1か月経過後産卵なし。これはもう失敗ぎみではなく、失敗といってよいでしょう。
集塵機で女王を回収したときにダメージを与えた可能性ありです。
女王はVIP席で持ち帰えれるように工夫したいです。

捕獲という意味では失敗ルートに入ってしまってはいますが、駆除自体は成功しているので、市からの依頼で実績を作れたのはとても重要なことです。
来年以降も連絡をもらえるかもしれないので、いろいろ改善していきたいと思います。