Aspire one 722にIntel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250を導入

Aspire one 722にはT77H194.10というIEEE802.11nの無線LANカードが内蔵されていますが、これが一応レベルのもので、なんと20MHz幅しか使えないため150Mbpsでしかリンクできないのです。
そしてLAN内でのファイルのやり取りがとにかく遅い。

ということなので、この残念なカードを他のものに換装することにしました。
Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250、Amazonで2000円くらいでした。

ハードウェアの交換は1分くらいで終わります。

問題はこの先。
IntelのHPから落としたドライバをインストールすると見事にフリーズします。
どうも電力設定がよろしくないらしい?ということで、このように設定します。
それでもフリーズしてくれます。ダメなドライバだです。まったく。

仕方ないのでWindows自動更新でドライバを探すと、ありました。
どうやらこちらは普通にインストールできたらしい。
それでも省電力モードにするとフリーズするので、省電力モードはオフのままです。

ドライバをインストールしただけでは20MHz幅しか使ってくれないので、デバイスマネージャからドライバの設定ウィンドウを開いて、チャネル幅を自動に設定します。

タスクマネージャでリンク速度を見ると270Mbpsになっているので大丈夫そうです。

LAN内のRAMDiskにアクセスして実効スループットを計測すると約72Mbps。
まあ、こんなもんでしょう。

これで無線LANのドライバはインストールできました。
だがしかし・・・WiMAXのドライバがインストールできていません。
探したらLenovoのHPにあったので、それを使うことに。(これは32bit版なので64bitOS上で実行すると64bit版のダウンロードリンクが出てきます。)
http://support.lenovo.com/ja_JP/downloads/detail.page?DocID=DS014948

あとは普通にインストールすれば終わりです。

という感じで運良く動きましたが、6250にはOEM版が数種類あるので、パソコンによっては認識できないカードもあるかもしれません。
また、PCI-E MiniCard スロットのUSB結線を省いているネットブックではWiMAXは認識されないので、使いたい場合は手作業で結線することになります。

結構面倒な無線LANカードなのであまりおすすめできません。