XP-SB850でAHCI

この記事は、こちらのツールが使用できなかったときの対処法として参照してください。

HDDにWinXPがインストールされた状態でディスクコントローラをAHCIにする方法

まあ、調べれば山のように解説サイトが出てきますので、細かいと事は省略。

自分のパソコンの場合、サウスブリッジがSB850であり、既にXPがHDDにインストールされていて IDEからAHCIにモード変更するのが面倒。

そもそも、AHCIにモード変更する動機は、最近流行っている[RealSSD C300]がほしく、チラっと価格comの掲示板を見ると、AHCIモードにしないとアクセスパフォーマンスが落ちるらしい。SSDのくせにNCQが効くとはおかしな話だが、キャッシュ効率の関連のようだ。(参照)

実際のところSSDなんて持っていないのだが、とりあえずSSDにディスクイメージをコピーする前にHDDの段階でAHCIを使えるようにする事が目的。

やっと本題で、よく書いてあるある方法を試すが、どうもBSOD 0x7Bが出てしまい無理だった。レジストリが残念なことになっているんだろうが、調べるのも面倒で諦めて、他の方法をとることにした。

XPが起動した状態でAHCIドライバをインストールできればOKという話ですね。

まず、BIOSで、コントローラのモードを2つ同時に使用できるか確認。

・OnChip SATA Port4/5 Type
 サウスブリッジが使用するSATAポートの0~3、4~5 のモードを個別に設定できる。最近のATXマザーボードにはよくある機能で、DVDドライブ用に用意されているものと思われる。

・Onbord ~ IDE Controller
 チップセットとは別のオンボードSATAコントローラの使用設定。これをチップセットと違うモードで使うことができる。ATXマザーならよくあるもの。

上記の2つのいずれかの設定項目があれば、よくある方法で0x7Bが出ても問題ない。

この項目がない場合はIDEモードで我慢するしかないか、0x7Bを打倒するか。

で、マザーボードの説明書でSATAポートの番号を確認しておく。

HDDをAHCIモードで使うために接続するポート/コントローラではないコネクタにHDDを繋ぎ、そこをIDEモードに設定し、それ以外はAHCIに設定。(具体的には、ポート4/5にHDDを接続してOnChip SATA Type をAHCIに、Port4/5 Type を IDEに設定。)

この状態でXPを起動すると、新しいハードウェアが検出されるので、そこでAHCIドライバをインストールする。

書く必要もないと思うが、Raid Driver をダウンロードして展開。
ドライバは、↓のところにINFがあるので、それを指定してインストール。
ATI\Support\11-4_xp32-64_raid\Packages\Drivers\SBDrv\SB8xx\RAID\XP
(8xx、7xx、6xx とあるが、SB850なら8xx)

オンボード機能のコントローラをAHCIに設定した場合は、マザーボード付属のCDなどからドライバをインストール。

インストールしたら電源を切って BIOSでAHCIに設定してあるポートにHDDを繋ぎ換えて完了。

IDEモードにしておいたところもAHCIにしてかまわないとは思うが、DVDドライブなどはIDEモードで使ったほうが安心だと思われるので そのままにしておく。