令和元年の梅雨明けは遅く、ダラダラと雨が降っていましたが、
7月末には無事、土用干しができました。
塩漬け編はこちら
塩漬けにしてある梅がカビないか心配でしたが、この通り透明な梅酢のままで無事成功です!
100均で買う物はこれだ!
土用干しに必要なものはそう多くありません!
なんたって干すだけですからねw
干す量が多い場合
- すだれ
- すだれを乗せる台(折りたたみ式踏み台など)
- 2x4等の木材(これは100均では売ってないのでホームセンターで。)
干す量が少なめの場合
- ざる(素材は竹でもプラでも)
今回は干す量が多いのですだれにしました。
台を組み立てよう(すだれを使う場合)
100均の道具でと言いながら、台だけはちゃんと木で組んでしまいました>_<
風通しをよくするため、すだれの下に30~40cmほどの空間を作ります。
木材3本の上にすだれを置くことで、すだれがしならずに済みます。
いよいよ土用干し
天気予報を見て、2~3日間晴れが続く日を選びましょう。
こればかりは天気予報とにらめっこしないといけません。
平日は仕事で家にいないので予報には特に気を使います。
7時~16時の間で5時間ほど晴れていて、他の時間は雨さえ降らなければOKです。
1日目
朝の涼しいうちに作業しましょう。ひぐらしの鳴く頃がよいですw
作業は単純でバケツの中から梅を出して並べるだけです。
面倒なら並べないで適当に置いてもよいです。
重なってさえいなければ大丈夫!
1日目はこのまま放置して、夜は夜露に当てください。
干し始めは黄色ですが、3時間も日に当たれば綺麗な褐色に変わってきます。
ここで注意事項です。しっかり覚えて置いてください。
- 夜に取り込んで梅酢に漬けると言うサイトもありますが、無意味だし、面倒だし、取り込むときに梅が破れるのでやらなくてよいです。
- 梅酢はボトルに入れて日光に当てろというサイトもありますが、絶対にやらないでください。
ボトルのレンズ効果で火事になる危険性があります。
そもそも梅酢自体菌が繁殖しづらいのと、干したところで菌は死滅せずかえって繁殖しやすい温度になって逆効果です。 - 濁った梅酢は何してももうだめなので捨ててください。
- カラスなどの鳥にイタズラされることはほぼないです。
狙われるとしたら梅を干す網とか、梅以外のものです。
周りに余計なものを置かないようにしましょう。
2日目
2日目も朝の涼しいうちに作業します。
夜露に当たって梅がざるやすだれからはがれやすくなっているからです。
作業はやはり単純で、ひたすら梅をひっくり返します。
裏側も日光に当てましょう。
干し終わり
干し終わりの目安は、梅の重さが干す前の半分程になった頃ですが、
好きなタイミングで終わらせて大丈夫です。
干す期間は2日でも3日でもよいです。
梅の様子や天気を見てどうするか決めてください。
取り込むタイミングは気温が下がる前の17時ごろ、ひぐらしのなく頃がちょうどよいです(またか)
夜になると夜露が当たって湿ってしまいます。
パック詰め
取り込んだ梅はバケツに入れっぱなしでもよいです。
梅の重量の15~20%で漬けた物ならカビたり腐ったりすることはありません。
人にあげる分は、綺麗な梅だけ選んでパックに詰めます。
ちなみにパックも100均ですw
100均で揃えた物でも、おいしい梅干ができることがわかりました。
それにしても梅干を作るのは大変ですね。
平日の早朝と深夜と、休日しか作業できないからですけど。
来年も時間があったら作ることにしましょう。
塩抜き編はこちら